こんにちは。
晴れた冬は、清々としていて気持ち良いですね。
先日、赤坂離宮(迎賓館)の一般公開に参加してきました。
改修はされているものの、なんといっても明治初期の東京が
都市として勢いよく成長していた時期の建物ですし、
外国の要人を首相が迎えるような場所ですから、
いろいろな意味で興味深々です。
元紀州徳川家の江戸屋敷跡という膨大な敷地。
バッキンガム宮殿のような壮大な門。
ベルサイユ宮殿のような豪華な室内(舞踏会が実際開かれるそうです)。
すばらしい調度品や絵画に嘆息しながら進んでいくと、
入る前のはしゃいだ気分から、徐々に貴婦人のように上品な空気をまとって
いくようです。
明治時代にこれだけの豪華絢爛な西洋建築物があったことに驚きです。
天井画はまるでヨーロッパのどこかのお城を見学している記憶と
混ざってしまいそう。
でも、当然天使がいるべき位置に鹿が描かれていたり、
いずれの武将へのオマージュなのか、角が添えられた兜が描かれていたり、
表玄関の屋根のモニュメントが武将だったり、
なんとも不思議な独創的な建築でした。
一般公開は事前申し込みが必要ですが、なかなか貴重な体験ができると思います。
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